メイアン社の原点は、19世紀半ばにフランス・リヨンの庭師であり、バラ栽培家であったジョセフ・ランボーがバラの育種を始めたことにあります。
ランボーの娘と結婚した婿のフランシス・デュブレイユもまた、義父の影響によってバラの世界に引き込まれていき、有名な育種家となりました。そして彼の娘クラウディアと結婚したアントワーヌ・メイアンこそ、メイアン社を立ち上げ、後にその愛称、「パパ・メイアン」という有名なバラを捧げられた人物です。そしてアントワーヌの息子フランシスによって、永遠の銘花「ピース」が生まれました。
自らを「ザ・グランド・ローズ・ファミリー」と呼び、メイアン家の伝統と家族の絆を何よりも大事にし、守り続けているメイアン社。「ソニア」や「マヌウ メイアン」などは、現代表アラン・メイアンの娘や母など、家族に愛をこめて捧げられています。
また、芸術と文化の国フランスらしく、芸術家や文豪、ファッションデザイナー、音楽家、今をきらめく女優や歌手など世界中のスター達にも、多くのバラを捧げて敬意を表しています。